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第33回日本高次脳機能障害学会学術総会

12月 2nd, 2009

第33回日本高次脳機能障害学会学術総会(10月28~30日・札幌)に参加しました。リハビリテーション科・神経内科・脳外科・各種療法士などの医療職から工学関係の研究者なども参加・発表し非常に興味深い話に満ちていました。脳・神経領域の診療・研究の多彩さを改めて認識しました。また失語・失認・失行などの神経心理学的症状を、背景にある様々な理論から捉え・再構築しなおすと同時に、それをいかに客体化するかという脳機能イメージの研究が盛んに行われていました。また高次脳機能障害をもった患者さんのリハビリテーションの話などもとても興味深いものがありました。神経内科の急性期診療が当科の診療の主要な部分を占めていますが、慢性期においても単なる薬物治療以外にも神経心理学的評価・リハビリテーションがいかに患者さんの日常を豊かにするのかということを理解できました。残念ながら現状では青森県の神経内科医師数があまりにも少なく、急性期診療だけでも県内を十分にカバーできていません。慢性期にはいった神経症状をもつ患者さんにも配慮の行き届いた神経内科診療を行うためには、今後もどんどん我々の仲間を県内に増やしていかなくてはならないと改めて思いました。神経内科医師の量と質の充実という当県の神経内科診療の問題をあらためて考えさせられた学会参加でもありました. (新井 記)

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