Home > 部長日記 > 部長日記 7  昨年度の神経内科診療実績

部長日記 7  昨年度の神経内科診療実績

11月 7th, 2009

 

昨年度と今年度前半期の診療実績が明らかになりましたので、その一部を簡単にご紹介します。まず、H17  年度までの入院患者数は年間250から280位でした。神経内科が新体制をとったH19年度に始めて300を越して333名を記録し、脳神経センター発足の昨年度は480名に達しました。疾患別の主な内訳はCVD 225ALS 29、てんかん重積発作 27、多発性硬化症 22、脱髄性神経炎18、筋疾患 21、神経感染症 20、代謝性脳症 19、小脳変性症12、脊髄疾患12、などです。一方、外来患者数は1日平均5060数名であまり変っていません初診率が8%から11%となり、外来稼動額は平成18 年度の140%以上となりました。丁寧な診療体制が充実した賜物といえましょう。

さて、これは本日明らかにされたホットなデータですが、今年度4月~9月の前半期入院患者数と稼動額は昨20年度を1020%上回るペースであることが分かりました。外来・病棟の神経筋電気生理検査は週1520件、てんかんの脳波検査も月20件以上に達し、筋生検、腓腹神経生検、皮膚神経生検も毎週数例です。岩手や函館地区専門医との連携も整うなど、北奥羽地区神経センターとしての役割が果たせるようになりつつあることは本当に嬉しく、外来・病棟スタッフはもとより病院幹部や連携病院の方々など、内外の協力者に感謝感謝です。しかし、県全体の神経内科医療は全国レベルに比べてまだまだ貧弱で、人口当たりの神経内科医数は都会の10分の1以下にしか過ぎません。したがって、青森県全体の神経疾患診療体制充実に向けては、これまで以上の努力が当分必要です。幸い県病神経内科には来年度も専門医を目指す後期研修医が新たに何名か加わることが決まりました。互いに切磋琢磨して世界レベルの神経センターを目指すことこそが県内医療体制の充実に直結するはずです。若い力の更なる参加を熱望しています。

 

Author: Categories: 部長日記 Tags:
  1. No comments yet.
  1. No trackbacks yet.

CAPTCHA