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XXI World Congress on Parkinson’s Disease and Related Disorders

12月 21st, 2015

学会参加報告記

12月4日から10日までイタリア、ミラノで開催されたXXI World Congress on Parkinson’s Disease and Related Disordersに参加してきました(一応ポスターを持って発表の真似事もしてきました)。最近の国際学会は、結構ポスターセッションでも何かアピールすることを話せ、なんていう会がありますが、この学会はそんなことはなく、しかもポスターの時間に並行してオーラルのセッションも走っていて、ポスターにやってくる人も少なく、英語が話せない身にはとても安心できる学会でした(笑)。なんだ、やっぱり遊びに行ってきたのだな、と思われるかもしれません。安心してください、その通りです!
7割は遊び。最後の晩餐、見てきましたよ。ドゥオーモ、まじすごかったです。ミラノ風カツレツうまかったです。パスタ、アルデンテ!2
以上学会参加報告でしたって終わったら、たぶんM先生にはこの原稿がボツにされ、T部長には今後の学会出張禁止を命じられるかもしれないので、一応お仕事についても一言。
今回の学会、はっきり言って、これといったインパクトのないものでした。画期的な新しい治療の話があるわけでなし、内容自体、もう一回病気についてよく理解してみよう、今わかっていることを確認しておこう、といったものが多かったように思います。Impaxの話で盛り上がるかと思っていたら、特にそんな雰囲気なし。私的には、ヨーロッパではapomorphineの持続皮下注は一般的な治療になっており、評価が定まっていること、Duodopaもだいぶ広まってきているようだ、というところに目が行きました。あとIatrogenic movement disorderのビデオセッション面白かったです。
最後に、これを読んでくれている、これから神経内科医を目指そうかと思っているあなたに向けて一言。私なんかこれといった専門もないし、基礎実験してないし、留学したことないし、そもそも英語なんか話せないんだけれども、国際学会ぐらい行けます。難しい基礎的研究なんかしなくとも、そもそもこの分野は病気についてまだまだほとんどわかっていないので、患者さんをよく観察しているだけでいくらでも疑問点はわいてきます。それをあなたがひとつひとつ解決していってくれればいいんです。私を海外旅行に連れていってくれる若い先生をお待ちしています。(布村)1

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