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論文発表ー Neuropathology

6月 15th, 2014

今先生の論文がNeuropathologyにaccceptされました

 

An autopsy case of meningeal carcinomatosis with parenchymal invasion through the cranial and spinal nerve roots.

Kon T, Funamizu Y, Miki Y, Tomiyama M, Baba M, Kurotaki H, Wakabayashi K.

  1. Neuropathology  2014 Apr 30. doi: 10.1111/neup.12127. [Epub ahead of print]

 

要旨

髄膜癌腫症は悪性腫瘍の合併症として日常臨床でしばしば経験される。

症例は22歳男性。徐々に増悪する頭痛で発症し、原発不明の髄膜癌腫症の臨床診断で全経過2か月で死亡となった。

剖検にて原発巣は胃低分化腺癌と判明した。

癌細胞は脳から脊髄のクモ膜下腔にびまん性に浸潤し、特に脳神経、脊髄神経根へ高度の浸潤を伴っていた。

更に癌細胞は神経根を介して脳および脊髄実質に連続性の浸潤を認めた。

これまで、癌細胞が神経根を介してCNS-peripheral nervous system junctionを超えて、中枢神経系実質に浸潤するルートの報告はない。

本症例から、髄膜癌腫症において神経根は癌細胞が中枢神経系実質に浸潤するルートとなりうることが示唆された。(今)

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