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部長日記 2013. 7.16 Peripheral Nerve Society (PNS) その2

7月 25th, 2013

今年度PNS開催地サンマロはフランスの北海岸ブリタニー地方の古い城塞都市、1ブリタニー/ノルマンディーといえば、あの世界遺産モンサンミシェルに触れないわけにはいきません。当然のことながら、今学会でも4日目にモンサンミシェル見学の特別企画が用意され、小生も村上千恵子先生および東邦大学病院の藤岡教授と共に参加しました。実は小生にとってモンサンミシェル訪問は3回目、ある意味見慣れたところではありました。しかし、広大な干潟に囲まれたモンサンミシェルに近づくにつれ湧き上がるドキドキ感は今回も新鮮。2天に向かってそびえる要塞風の修道院の威容は人の一途な信仰の結晶として、心を揺さぶります(写真)。つづら折り石畳参道を登り詰めた大聖堂も素晴らしいけれど、その脇の中庭は下界をみおろす空中庭園(写真)、その極限の均整美には禅寺の美に通じるものを感じます。小生が初めて訪れた1980年には既に世界遺産に登録されていましたが、それもむべなるかな。大聖堂とは別に隠れたようにいくつも設置された暗いチャペルの片隅にたたずむと、キリスト教徒でなくとも超自然の絶対者と対話できるような張りつめた空気を感じ、愛憎の入り混じった汚れた心が涙で洗われるようでした。
 そして学会最終日のfarewell partyの翌日、村上Drはパリ経由で、小生はロンドン経由で東京に直行とあいなりました。小生にとっては第2の故郷ロンドンで黄昏のテームズの川風に吹かれたあと、次の目的地は東京。小生が10年間会長を務めてきた3第10回医師のための神経筋電気診断講習会があったのです。今回は全国から約100名をこえるDrが受講したほか、アジア諸国からも20名が参加し、英語と日本語が飛び交う講習会となりました。時差ボケもなんのその、村上Drは基礎コースの針筋電図実習を担当して大活躍(写真)。一方、小生はレクチャーだのnear-nerve recordingのハンズオン実習を指導しましたが、アジアからの受講者たちから欧米の同種の講習会よりレベルが高いと大好評をいただきました。小生はモンゴルの受講生から思わぬお土産を手渡され、大感激の講習会とあいなりました4(写真:隣は帝京の園生雅弘教授)。それにしても快い疲労に包まれた1週間でありました。

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