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22nd Annual Meeting of the Diabetic Neuropathy Study Groupに参加しました

10月 20th, 2012

9月27日~30日までドレスデンで開催された22nd Annual Meeting of the Diabetic Neuropathy Study Groupに参加しました。年1回はなんとか国際学会での発表を目標にしていますが、今年は、表皮内刺激電極を用いた糖尿病患者さんでの痛覚閾値の結果がそろってきたので、馬場先生も参加する予定であったNeurodiabに照準をさだめました。演題締め切りは5月下旬。神経学会総会が終わってすぐにとりかかり、いつもの通り、ぎりぎりに完成。さて、onlineで、登録しましょうと、HPにアクセスし 登録作業を開始しました。名前やら所属やらいろいろいれて、さて、希望発表形式 のところで、「当然ポスターでしょ。」と クリックすると、oral or poster presentation とでてきます。どうもそれ以外の選択肢はないようです。むむむむとコンピューターの前で、しばし固まっていましたが、時間もないので、とりあえず、馬場先生に poster presentation が選択できないんですが….と相談にいきました。馬場先生は、軽い感じで 「会員以外は、oral presentationにならないから心配無用。この学会はoral presentationは厳しいからねー 」とおっしゃったので、ま、大丈夫なのかなと思いそのまま登録。しばらくこのことは忘れていました。 

さて、6月下旬のある日、私が外来をやっていると、通りすがりの馬場先生が、「いやいや僕の発表 oral presentationになっちゃったよ~ 先生も確認したほうがいいよ~」などと不穏なことをいって通り過ぎました。外来終了後医局に戻り、メールを確認してみたところ、確かに、学会からメールがきています。ぽちっとクリックすると、oral presentation と連絡がきているではないですか!英語の苦手な私としては、これは困ったというか、もう学会にいくのをやめたい。なんとかポスターに変更とかできないものか などとぐずぐず考えていましたが、とりあえず、馬場先生に報告。「どうもoral presentaionらしいです…」と報告すると、馬場先生は 満面の笑顔になり、いやーそれは大変だよ~ と大変楽しそうにひとしきり笑った後、ちょっと真面目な顔になって でもよい経験になるので頑張るようにとのこと。その後医局員みんなに、「村上先生が oral presentationになっちゃってさー」と 言ってまわっていた馬場先生……..

しかし、いやだいやだといっていても、粛々と学会は近づいてくるわけで、しぶしぶ準備を開始。3週間前にスライド完成。2週間前に原稿完成。その後 家族が寝静まってから練習をつみ、学会にのぞみました。出発前には医局で予行を行い、ドレスデンでも予行を1回おこないました(馬場先生 額田先生 上條先生ありがとうございました)

発表は学会最終日だったので、発表が終わるまでなんとなく落ち着かない感じでしたが、英語にもなれておかなくてはということで、かなり集中して学会にも参加しました。今回の学会で興味深かったのは small fiber neuropathyの話題がものすごく多かったことです。糖尿病性神経障害はsmall fiberが早期に障害をうけるということは、周知の事実であるわけですが、small fiberの異常をいかに非侵襲的に評価するか。といった話題が満載でした。日本ではあまり行われていませんが、皮膚生検によるsmall fiberの評価はすでに欧米では常識といった感じでしたし、その他にも、角膜のsmall fiberの評価や、皮膚にはりつけて発汗の状態をしらべるシートであるとか、いろいろで、大変勉強になりました。 さて肝心の発表ですが、はじまってしまうと、10分の発表はあっというまで、なんとか無事終了。練習した成果はだせたかと思いますが、客観的には、まだまだで、もっと勉強しないと。と反省もしました。

 学会が開催されたドレスデンは旧東ドイツ地区にあるエルベ川沿いにひろがる、のんびりとした感じのとても美しい街でした。子供が300人以上いたという噂のアウグスト強王が残した遺産が数多くのこり、街の中心部の広場にはフラウエン教会という大変美しい教会がありました。この教会は第2次世界大戦で一夜にしてすっかり破壊されてしまったものを 東西ドイツが統合された後 そっくり同じものを作ったとか。ドイツ人おそるべし。

最終日は、ドレスデンをたつのが夕方だったので、エルベ川クルーズで近くのピルニッツ宮殿まで足をのばしました。ドレスデンをすこしはなれると、のどかな田園風景が広がっています。あちこちに船着き場があり、様々な大きさのボートが繋留されています。のんびり自転車をこいでいる人もいます。どういう人の持ち物なのか、すごい豪邸もぽつぽつあります。日々の慌ただしい生活を忘れるひと時でした。

当科からの発表は下記の2演題です。(村上)

M.Baba:Neurological and electrophysiological background of wasting of the extensor digitorum brevis muscle in diabetic patients.

 C. Suzuki:Elevated pain threshold in asymptomatic diabetic patients: a study by intraepidermal electrical stimulation

 

 

 

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