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三木先生が学位を取得しました

4月 22nd, 2011

平成23年3月23日、弘前大学大学院医学研究科を無事4年で卒業し、学位を頂くことができました。これも指導教授の若林孝一先生や当科部長馬場正之先生をはじめ多くの先生方のご指導やご配慮なくして決してありえませんでした。深く感謝いたします。

僕の学位論文はAccumulation of histone deacetylase 6, an aggresome-related protein, is specific to Lewy bodies and glial cytoplasmic inclusionで、パーキンソン病をはじめ様々な変性疾患60例の剖検脳における封入対形成についての研究です。Neuropathology誌にこれから掲載されます。

入学当初はこれからやっていけるのかオドオドしていましたが、当科にかつていらした西江信先生に『つべこべ言わず、まあ全て真似してください。何事も真似から始まりますよ、先生。』と助言してくださいました。そこで、僕は馬鹿正直なもんですから論旨の展開の仕方や英文のちょっとしたクセをはじめ、恥ずかしながらマーカーの色(オレンジの蛍光)まで真似しました。若林先生の意図や技術は、残念ながら僕の能力の問題で十分に伝わっていない可能性が高いですが、英語論文のイロハのイくらいは学べたのではないかと自負しています(大きくでましたが、今日だけは許してください。)。また、神経病理学に歴史を残した学者先生ともお話やお酒を飲む機会を沢山与えていただきました。さらに、パーキンソン病の病理学者として高名なBraak先生からのお手紙も頂くことができ、僕の宝物です(いきなりお手紙が送られてきて、何かの怪しい勧誘かと思い、捨てそうになったのですが、開けてびっくりでした。捨てなくてよかったです。)。そして、実際論文を書いたり学会発表を沢山する事を通して、物事を鵜呑みにせず、いい意味で批判的にみる習慣をつけることができたのは何よりの収穫だと思っています。

お陰様でこの4年間で9本の英語論文を書く事ができました(といっても3本はまだ査読中ですが)。これからも積極的に、そして度重なるrejectや心無いrejectの文章に心折れる事なく論文を書き続け、神経内科学や神経病理学を真摯に勉強していきたいと思います。本当にありがとうございました。(三木)

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