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デンマーク出張報告 Neurodiab 2015

10月 5th, 2015

デンマーク出張報告

 

世界の糖尿病神経障害専門家が年に一度参集するDiabetic Neuropathy Study Groupミーティング(9月11-13日) に村上千恵子Drと行ってきました。開催地デンマークのヘルシンオアHersingorは対岸にスェーデンを望み、ハムレットの舞台となった世界遺産の古城クロンボーを擁する海峡の町。人里離れた郊外の研修施設に参加者一同が缶詰め状態で学会に専念させられます。以前のこの会、小生はWilliam Kennedy先生やPeter Dyck先生らに会うのが大の楽しみだったのですが、彼らの引退後は寂しい限り。でも、今回はNCS馬場分類の提案や村上Drの発表(写真11)に加え、日本光電研究陣との協力で開発中の表皮内痛覚神経末端刺激検査機器を海外の友人研究者たちに供覧するミッションがある上、クロンボーでのガラ・ディナーでは村上・上條(中部労災病院)両Drがポルトガルの女医さんと意気投合するなど、楽しいイベントも満載でした。で、美女連にまじってパチリ(写真2)2。学会終了後は村上・上條両Drsとコペンハーゲンの大学病院を訪問し、臨床神経生理部門をKrarup主任教授の案内で見学しました(写真3)3。1950年代からBuchthal、Behse両先生が神経伝導検査の歴史を切り開いたこの部門、今はロンドン時代からの僚友C. Krarup教授の采配のもと、最新機器を配置した7室の筋電図検査室(写真4)に脳波室数室、誘発電位室や自律神経検査室を備え、検査技師のほか専任医師10数名が勤務する大部門。村上・上條両Drはこの夢のような体制に度肝を抜かれた様子。日本の筋電図室の話など、情けなくて出せるものではありません。神経機能の維持・ケアこそがQOL維持に直結するという欧米の常識が本邦医療界に受け入れられるのは何時になることやら・・・。(馬場記)4

追記:コペンハーゲンで電気生理の研修をしてみたい方、見学希望の方も、何時でも遠慮なく馬場にご連絡ください。

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