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Archive for 10月, 2013

論文発表―Neuropathology

10月 16th, 2013

ALS-associated protein FIG4 is localized in Pick and Lewy bodies, and also neuronal nuclear inclusions, in polyglutamine and intranuclear inclusion body diseases.
Kon T, Mori F, Tanji K, Miki Y, Toyoshima Y, Yoshida M, Sasaki H, Kakita A, Takahashi H, Wakabayashi K. Neuropathology. 2013 Jul 29. [Epub ahead of print]

要旨
FIG4は、エンドソーム・リソソーム系において細胞内小胞の移動に関与するリン酸化酵素である。FIG4の遺伝子変異はCMT 4Jおよび筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症することが知られている。近年ALS関連タンパク質(FUS、optineurin、ubiquilin-2、CHMP2B、VCP、TDP-43)が神経変性疾患の封入体構成に関与することが報告された。そのため我々は、免疫組織化学的手法を用いて、TDP-43 proteinopathy(ALSおよびFTLD)を含む種々の神経変性疾患の患者脳および脊髄を検索した。TDP-43 proteinopathyにおいてFIG4は免疫組織化学的に陰性であった。しかし、FIG4はピック小体、レヴィ小体、ポリグルタミン病・核内封入体病の神経細胞核内封入体およびマリネスコ小体、平野小体で陽性であった。このことは、FIG4はTDP-43 proteinopathyにおける封入体形成には関与しないが、神経変性疾患の細胞質・核内封入体の形成に共通の役割を担っている可能性を示唆している。

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神経学会地方会

10月 9th, 2013

去る8月31日、青森市で第92回日本神経学会東北地方会が行われました。当科からは以下の2演題の発表がありました。

「ビッカースタッフ型脳幹脳炎様の所見を呈した中枢神経系原発悪性リンパ腫

の剖検例」 ○上野達哉

「Wartenberg症候群の一例」 ○今智矢

2演題ともスムーズにプレゼンテーションを進め、厳しい質問もなく、大変順調に発表を終えることができました。青森市での開催だったので、参加しやすかったです。今回の演題で学んだことも生かしながら、今後も日々精進して参りたいと思います。(今)

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