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第1回 北東北・道南神経筋電気診断技術セミナー

1月 28th, 2011

下記のとおり、当院で 神経伝導検査ハンズオン講習会を開催します。みなさま奮ってご参加ください。

第1回 北東北・道南神経筋電気診断技術セミナー

参加のお誘い

 

日時 平成23年3月26日(土) 9:00am ~4:00pm

場所: 青森県立中央病院 大会議室・研修室

参加費 3,000円 (テキスト、お弁当代込み)

 

 講師    青森県立中央病院 神経内科部長       馬場正之

 青森県立保健大学 健康科学部教授   尾崎 勇

 青森県立中央病院 神経内科副部長   村上千恵子

 青森県立中央病院 神経内科副部長 新井 陽

 

講習概要

平成22年度から神経伝導検査の保険点数が740点まで引き上げられました。

当技術セミナーは、日本臨床神経生理学会の技術教育方針に沿って、

各種神経筋疾患、整形外科的疾患、糖尿病神経障害等における神経伝導検査と

周辺電気検査技術の精度向上を図るために企画致しました。

本セミナーでは数台の筋電計を使って、専門医によるスモールグループでの

神経伝導検査ハンズオン講習を行います。道南ならびに北東北三県の臨床神経生理学会認定医・生理検査技師の方々はもちろん、これから神経伝導検査を始めようとする方々の受講を歓迎します。機器の関係で受講者は先着40名までです。ふるってご参加下さい。

 

申し込み先: 030-8553 青森市東造道2-1-1青森県病神経内科 村上千恵子

Fax 017-726-1885   E-mail info@aomori-neuro.jp

共催 青森県立中央病院神経内科、日本光電(株)

後援 日本臨床神経生理学会(認定更新点数付与については申請中) 
北東北・道南神経筋電気診断技術セミナー

後援 日本臨床神経生理学会  

共催 青森県立中央病院神経内科、日本光電(株)

 

平成23年3月26日(土)

青森県立中央病院 大会議室・第1会議室

〒030-8553 青森市東造道2-1-1、Tel. 017-726-8111 

 

プログラム (予定)

8:30 受付            病院正面入り口

8:55 ご挨拶           第1会議室

9:00-9:55  講義: 筋電図・神経伝導検査の原理と考え方

10:00-10:30       講義:上肢神経伝導検査のポイント 

10:30-12:00               実習(大会議室): 4グループ

                              ~ ~ 昼  食 ~ ~

13:00-13:30       講義:下肢伝導検査のポイント

13:30-15:00               実習: 4グループ

15:00-16:00       ケーススタディ 

手根管症候群、糖尿病神経障害、脱髄性神経炎など

 

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パーキンソン病皮膚生検の論文が平成22年度自治体病院職員最優秀論文に選ばれました。

1月 27th, 2011

全国自治体病院協議会では各部署の職員による優れた研究業績を表彰し、医療レベルの更なる向上を図っています。今年度、臨床医学部門では当科の研究「Clinical availability of skin biopsy in the diagnosis of Parkinson’s disease」が最優秀論文に選ばれ、1月14日に行われた顕彰式に研究代表者の三木康生Drと冨山部長、馬場部長が出席しました。なお、看護部門は9西病棟(神経内科・皮膚科)の「マゴット療法を受ける患者の思い」が選ばれ、研究代表者柳田和子RNおよび畠山信子、山川鶴枝班長、芳谷輝子看護部長が出席しました。9東病棟関係がダブル受賞を果たしたわけで、顕彰式に駆けつけてご満悦の吉田院長を交えて、合同記念撮影をパチリ(写真)。1

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部長日記14 新しい年のスタートにあたって

1月 19th, 2011

今年は新年早々から雪が多くなっていますが、昨年は我々にとってまさに「今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)」(家持)の年でした。まず、4月から今、船水両Dr、秋から自衛隊八戸駐屯地の冨樫Drが加わって、人員的に格段に充実しました。臨床研究も成果があがり、臨床神経生理学会のベストポスター賞、臨床神経学、末梢神経学会誌、EEG journalへの演題推薦など、いろいろな受賞がありました。変ったところでは三木Drが弘大学長賞を受賞しましたが、これは弘大全大学院生中ダントツの英文論文執筆実績によるもので、社会人大学院生として初の快挙です。彼に続いて西嶌、上野、羽賀、今の4Drが社会人大学院生となって各々独自の研究をスタートし、今年は早くも成果が現れ始めそうな嬉しい気配が漂っています。4月からは船水Drが弘大病理学大学院生として癌性神経障害の研究を開始する予定です。これは昨秋当科を訪れたCopenhagen臨床神経生理学のC. Krarup教授の講演に触発された研究主題。さらに春には米国 Case Western Reserve Universityから木村珠喜Drも帰国です。当科の臨床・専門医教育パワーは一段と強化されます。

設備関係のニュースでは、最新型筋電計・誘発電位マシンが2機種入ることになりました。電気診断力がアップし、末梢痛覚電位の臨床応用研究が可能になります。当科専用最新鋭頸動脈エコーマシン導入も決まりました。病院当局の格段の配慮に心から深謝する所存です。昨年の診療実績統計は今後徐々に明らかになるでしょうが、総回診責任者としての小生の仕事量は、着任時の倍、昨年度の20~30%増状態で息切れしそうです。週1回だった写真見せは、ついに毎日実施になりました。ことほど左様に県病神経内科は良い方向に向かって嬉しくも劇的な様変わりが続いています。冨山先生の活躍で病診連携もどんどん進んでいます。

個人的には内分泌内科の協力で集めたデータをもとにBabaの糖尿病神経障害NCS grading criteriaというものを提案し、初夏の糖尿病学会総会で特別講演させていただくことになりました。共同研究者のみならず、口うるさい同業電気屋さんたちK先生やS先生、A先生などからもご賛同をいただけたので、今年はBabaのNCS Criteriaを世界基準として認めてもらう準備年になりそうです。

県病全体の改革も順調に進んでいます。当神経内科の役割は世界レベルの県立病院を作るための牽引車になることです。臨床研究、症例検討ケースの一流雑誌への掲載など、今年も当科にとってGood Newsが沢山あるのではないかと期待しています。

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論文発表- Neuropathology-

1月 14th, 2011

あけましておめでとうございます。 新年早々、青森は 大雪にみまわれています。

三木先生の論文がNeuropathology誌にacceptされました。
Accumulation of histone deacetylase 6, an aggresome-related protein, is specific to Lewy bodies and glial cytoplasmic inclusions
●三木康生(Yasuo Miki, Fumiaki Mori, Kunikazu Tanji, Akiyoshi Kakita, Hitoshi Takahashi and Koichi Wakabayashi)
Neuropathology 2011 (in press)

【要約】ヒストン脱アセチル化酵素 6 (HDAC6) は、異常蛋白の除去に関係するアグリゾームの形成に働きに関わる。川口らはHDAC6がレビー小体に蓄積すると報告した。そこで、我々は 様々な神経変性疾患においてHDAC6が封入体形成に関与しているかどうかを検討した。
そこで、パーキンソン病(PD)7例、 レビー小体型認知症(DLB)5例、多系統萎縮症(MSA)5例, アルツハイマー病5例, ピック病4例, 進行性核上麻痺4例, 皮質基底核変性症4例, 筋委縮性側索硬化症5例, 前頭側頭葉変性症 5例, マシャド・ジョセフ病3例, 歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症3例, ハンチントン病3例, そして正常例7例を、抗HDAC6抗体を用いて免疫組織化学的および免疫電顕的に評価した。  
正常例の神経細胞およびグリア細胞の胞体は抗HDAC6抗体で微かに染色された。PDやDLBではほぼ全例で皮質型、脳幹型、末梢神経のレビー小体(LBs)は抗HDAC6抗体強陽性であった。さらに、MSAでも大多数のグリア細胞内封入体(GCIs)が 抗HDAC6抗体陽性であった。免疫電子顕微鏡ではHADC6反応物質がLBsやGCIsに限局していた。一方、その他疾患の封入体は抗HDAC6抗体陰性であった。
HDAC6の蓄積はαシヌクレイノパチーに特異的であり、これらLBsやGCIsは異常蛋白に神経保護的に作用する可能性がある。

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