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Archive for 7月, 2009

部長日記 peripheral nerve society 2009, Würzburg

7月 24th, 2009

東京での神経筋電気診断講習会から南ドイツの古い大学町Würzburgに飛びました。当地のKlaus Toyka教授主催のPeripheral Nerve Societyに参加するためです。PNS70年代末にロンドンのPK Thomas先生、ペンシルバニアのAsbury先生、メイヨーのDyck先生たちが始めた会で、当初は大学ドミトリーなどに缶詰状態、早朝から深夜まで語り合うキビシイ集まりでした。今年は500余名の研究者・臨床家が参集、日本からは近畿大楠教授と弘前大八木橋教授のご口演がありました。小生のホントの役割は口演セッションの座長でしたが、学会自体の報告は村上千恵子先生にお譲りし、小生は音楽の報告を行いましょう。

実はPNSでは音楽会がつきもの、小生もずっと前からPNS Musicianの一人なのでした。今回の相棒はデトロイトのRichard Lewis先生と当地のMathias Buttmann先生。夕方着のJALフランクフルト便から列車に乗り継ぎ、9時過ぎWürzburg中央駅に出迎えてくれた旧友Karlheinz Reiners教授の車でWürzburg大学Kopf Klinik(Neurology)で待ち受けるDr Buttmannの元に駆けつけ、即リハーサル開始。写真左は臨床講堂でViolinを持つButtmann先生(左)とReiners教授です。MathiasViolinは紛れも無いプロの音色と弓さばき、聞けば医学部の前に音楽大学で学位をとり、プロのオケで弾いていた由。曲目選定の直前メールで小生が恐る恐る提案した重音奏法続けざまのCampagnoliの難曲に躊躇なくOKを出した理由が即座に判明。長旅の疲れも何も一気に吹き飛びました。一方、CIDP仲間のRich Lewisは何年も前からの音楽仲間。今回のRichToyka教授所有になる名器のひとつold Frenchを拝借し、低音レジスターが素晴らしい!といたくご満悦でした(写真右)。pnse38396e383ade382b04

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第15回青函神経フォーラム

7月 21st, 2009

7月11日に第15回青函神経疾患フォーラムが函館で開かれました。今年も一般演題が5題(県病神経内科からは2題)という盛況ぶりで、我らがU先生も 堂々と発表デビューを飾りました。形にこだわらない気軽なディスカッションが本会の魅力で(もうひとつの魅力はエンドレス2次会でしょうか?)、にこやかですがシビアな討論が続きました。今回の特別講演は北海道医療大学の大槻美佳先生による「失語症の診療:最近の治験と変性疾患への応用」で、失語症診療についての基礎、そして変性疾患への失語症からのアプローチについてわかりやすく教えていただきました。皆さん真面目にメモをとっている姿が印象的でした。このとき得た知識を、早速日常臨床に活用しているのではないでしょうか。今年は節目の第15回の記念のフォーラム。これからこの会がどのように発syu3happy2展していくのか楽しみです。

 

 

 

 

 

 

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大湊自衛隊病院からきた男

7月 17th, 2009

l11 大湊自衛隊病院所属の竹島先生が、本院に移動することになりました。竹島先生は、普段は、大湊自衛隊病院で通常業務をこなし、毎週水曜日と木曜日に、当院で神経内科の研修をおこなっていましたが、このたびの移動に伴い、残念ながら当院での研修を修了することになりました。大湊自衛隊病院と当院の距離は、片道約100km。竹島先生は、約2年間、往復200kmの道のりを 雨の日も風の日も、猛吹雪の日も!かよってきていただきました。いつも寡黙に仕事にとりくんでいたのが印象にのこっています。今後のご活躍を期待しています。写真は、当院屋上で、むつ湾をバックにポーズをきめている竹島先生です。  

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部長日記  神経電気診断講習会

7月 14th, 2009

e983a8e995b7efbc92efbc8defbc92efbc8defbc9117月の第1週末、神経筋電気診断講習会に出かけました。これは小生が委員長を務めさせて頂いている臨床神経生理学会の神経筋電気診断技術向上委員会が主催する講習会で、今年が6回目。独学で身につけるのは難しい電気生理診断技術のA to Zを、北は北海道、南は鹿児島から駆けつけた20人の講師人が2日間にわたり手ほどきするセミナーで、本邦電気診断学の総力を結集した手に手をとってのsmall groupハンズオンです。今年もWorld Congress of Neurology Presidentの木村淳先生がアイオワから飛んできて下さり、この分野では世界に冠たる講習会に育ったと自負しています。写真は講習会幕開けの小生の講義および木村淳先生によるデモの風景です。神経内科専門医を目指す研修医の先生方はbasic courseで臨床電気生理の基礎を是非身につけてください。そして経験者は advanced courseblush upを!来年も7月第1週末開催予定です。

 

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研修終了!

7月 11th, 2009

0906-e7a094e4bfaee58cbbefbc86e68c87e5b08ee58cbb今月は、当科に初期研修の先生が3人も来ていただきました。今回は1か月という短い期間でしたが、よく勉強していただけたのではないかと思います。3人を均等に鍛えるのはむつかしいかと思ったので、当科の若手医師3人に マンツーマンでみっちり鍛えてもらいました。神経学の基本的な診療スタイルや考え方について理解がふかまったのではないかと思います。おもしろさもわかってもらえたでしょうか。今回は期間がちょっと短かったので、とりあえずルンバールだけは 絶対にマスターしてもらうつもりでいましたが、完全に目的は達成され、みなさんめでたく ルンバールマイスターの称号を獲得しました。  写真は、3人の初期研修医のみなさんと 指導役の当科若手医師です。

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放射線科研修

7月 3rd, 2009

dscf04891当科では、研修の一環として、放射線科研修を行っています。今年は、三木先生が3か月間 放射線科でみっちり修業をつんできました。実習の感想をよせてくれましたので、掲載します。

 

放射線科での研修が終了しました。

~神経内科的観点と放射線科的観点~

 

4月から約3か月間、放射線科で血管造影と読影の勉強させて頂きました。放射線部部長緑川先生はじめ放射線部の先生方、技師さん、看護師さんにこの貴重な機会を与えて頂き深く感謝いたします。本当にありがとうございました。

自分が勉強になった点を簡単ですが報告します。神経内科学的観点でしか頭蓋内を見なかった僕にとって、この研修は大きな衝撃でした。まず、頭蓋内には静脈があります!こいつ馬鹿だと思うでしょう。わかっていても実感はなかなかできないのが現実なのです。なぜなら、神経内科では、頭部MRVはルーチンでは撮影せず、頭部MRAしか撮影しないからです。また、血液は頭蓋内を循環するのです!!ああこいつ完全に馬鹿者だと誹ってくださっても結構です。何時何分のMRAといった決められた時間軸でとられた静止画像しか見ていなかった僕には、脳血管造影でreal timeに血液が頭蓋内を循環している脳循環の立場から疾患を考えられなかったのです。目から鱗とはこのことでした。

ここでお話したことはほんの一部で、多くの事を勉強させていただきました。画像診断の点からも根拠をもって神経疾患に取り組むことができるよう今後も勉強していきたいと思います。本当にありがとうございました。(三木)

                                 

 

(写真は左が放射線部対馬先生です。丁寧かつ理論的に教えてくださいました。)

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