第7回筋電図・神経筋電気診断セミナーへ参加してきました。ベーシックコース、アドバンスコースと分かれており、まずは基本からということでベーシックコースを受講しました。末梢神経学に精通された著明な講師陣によるレクチャーや、神経伝導検査・針筋電図などがハンズオンで行われ、日常診療に役立つ実践的な内容を学ぶことができました。それと同時に末梢神経の達人の先生方がどのような考え方をしているのかということも少しだけのぞけたような気がします。これだけまとまってレクチャーやハンズオンを受ける機会はそうはなく、日本の末梢神経学の教育に大きく貢献していると思いました。これから、実臨床に役立てていきたいと思います。すでに幾度となく受講されている先生もいるようで、できれば、来年はアドバンスを受講してみたいものです。(上野)
当神経内科の某先生のお宅は、ねぶた見物には絶好の場所にあることから、毎年みんなでお邪魔してねぶた見物をさせていただいています。今年は、家族ぐるみの参加も多く、もりあがりました。


全国的に猛暑のようですが、ここ青森でも、大変暑い日がつづいています。神経内科の医局の空調は大変ささやかにしか効かず、(故障しているのか?) しかたないので、窓をあけると、ものすごい熱風がはいってきます。さらに午後になると、西日がさんさんと照りつけ、蒸し風呂のようです。ちょっと調べ物でもしようと医局にすわっても、まるで集中できません。地球にやさしいといえば やさしく、エコロジーの精神で皆 修行僧のように耐えしのんでいます。さて、青森の夏といえば、ねぶた祭りです。現在お祭り期間中です。お祭りは 暑いほうがもりあがるのか、連日大変な人出のようです。恒例の医局ねぶた見物も開催されこちらは後日アップする予定ですが、私は昨日、弘前のねぷた祭りにいってきました。こちらも大変な人出でした。 例年であれば、お祭りがおわれば、秋風が吹きはじめるはずです。この恐ろしい暑さともあと少しであることを祈りたいです。
青森県立中央病院神経内科のホームページを開設して約1年がたちました。ホームページの内容も少しづつリニューアルしていますので、皆様ごらんになってください。夏休みの見学もひきつづき募集しています。興味のある方はぜひどうぞ。
写真は、痙性対麻痺の治療のひとつである、ギャバロン髄注療法のおくすりの投与量を調節する機械です。四角い機械の液晶部分を、ちょいちょいとタッチして、となりの丸い部分を、患者さんのおなかのポンプにあてると、ぴぴぴと通信して、薬剤投与量を調整することができます。文明の利器といったかんじです。はじめて使ったときは、おおおーっといった感じで、感動しました。 お薬のほうも、ちょっぴり投与量を調整するだけで、痙性がはっきりと強くなったり、弱くなったりして、これまでの内服薬とは、ぜんぜん効き目が異なり、画期的です。

脳梗塞を発症してから、患者さんが実際に受診するまでは、平均するとどのくらいの時間がかかっているのか?症状にきづいて、すぐに来院する方もいれば、一晩 あるいは数日様子をみて、よくならないので、来院する方もいます。当院脳卒中ユニットに入院した脳梗塞の患者さんの、発症から受診までの時間は平均すると22時間であることが、当科の羽賀先生の調査でわかりました。この調査に関しては、各方面で反響をよび、地元の新聞にも掲載されました。記事にもありますが、脳梗塞かなと思ったら速やかに医療機関を受診していただくよう各方面に宣伝していくことが大事だと思います。幸い、この記事が掲載されてから、「新聞の記事をよんだので、すぐに病院にきた」とおっしゃっていただく患者さんもいて、うれしいかぎりです。
青森もだんだん暑くなってきました。まもなく、夏休みですね。 長期休暇を利用して、当科の見学および神経内科の実習をしてみませんか。当科では、急性期疾患から、変性疾患まで、多彩な疾患を勉強することができます。神経内科ってどんなところかみてみたいという方から、ちょっとつっこんで勉強してみたいという方、あるいは、神経内科の苦手意識を払拭したいというそこのあなた!当科の医師が、責任をもって あなたのどんなご要望にもお答えします。今年の春休みには5人の方の、実習をうけいれました。今年も多くの方のご参加をおまちしております。日程 期間などについては、ご相談に応じます。興味のある方は、info@aomori-neuro.jp からご連絡ください。
学会参加での楽しみの一つに、恩師や旧友との再会があります。今年の学会でも沢山の先輩方と再会を果たし、感動と勇気とお励ましをいただきました。中でも今年のハイライトは、長く神経学会の事務を切り盛りしてこられた大内さんとのお話。大内さんは学会員のことが一人残らず頭に入っているという驚くべき博覧強記のひと。お世話になった方は沢山いるはずです。
実は彼女は大の音楽好きで、小生の東京でのバッハ演奏会に20数年来足を運んで下さっている大切なお客様なのです。彼女が神経学会事務局を引退するとのお話を聞き、これからもコンサートにいらしてくださいねと、ご挨拶に伺いました。そのときの顛末・・・大内「神経の先生方には音楽のお好きな方が多いですよねぇ、いろいろな楽器に巧みな方も多い。どうしてなのかしら?」。小生「神経の先生方は構造的でかつ美しいものに憧れるからでしょう。神経学の現場ではですね、美しくない考え方や不調和な所見の組み合わせには間違いがあると感じるものなのです。不快感が残る。そこが音楽と同じです。」「神経学って堅固で論理構造の上になり立ってますよね。音楽で云えばバッハ。構造美の極まり。しかも、綴れ織の糸一本一本の流れが自然で必然。モーツァルトのような自然な流れの美しさを求めるのが神経学なんですよ。診断や研究の過程で不協和音や濁り、流れにそぐわない所見は、その解決がない限り美にならないです。何かに間違いがある、と感じるのです。だから、神経の医者がバッハやモーツァルトに取り付かれるのはごく自然のことだと思いますよ。」大内「あらー、そうなのねー・・・(ホントかしら???の表情)」。・・・この会話を通じて、神経学はバッハとモーツァルトと同じの基盤のうえにあるのだ、と小生は確信してしまいました! 県病神経内科をBach-Mozart Department of Neurologyとでも呼ぶことにしましょうか.
4月下旬にさきはじめた、桜はあっというまに満開になり、もうちりはじめています。青森市のおとなりの弘前市には、弘前城という有名な桜の名所がありますが、今年は桜の満開の時期が、ゴールデンウイークにどんぴしゃりとあたったことと、お天気に恵まれたことで、大変な人出だったようです。楽しみにしていたゴールデンウイークもおわってしまい、今日から通常業務がはじまります。きづけば、神経学会総会が間近にせまっています。せっせと準備にとりかからなければなりません。若い先生のなかには、すでにポスターが完成している人もいるようです。見習わなければ……
冬の間 工事をしていたヘリポートが完成しました。先日ふと外をみたところ、なにやらヘリポート周辺にたくさんの人があつまっています。報道陣らしき人々の姿もみえます。救急車も待機しています。これはもしかして、ドクターヘリがはじめてやってくるのでは!と思い、カメラを片手に まつことしばし、遠くのほうから、ヘリコプターがゆるゆると飛んできました。 神経内科の医局は ヘリポートにかなり近いのですが、わりと音も静かな感じで着陸しました。着陸後、肝心の患者さんらしき人は、ちっともおりてこず、救急車も待機したままです。なにをやっているのかなーと思ってみていましたが、今回は、試験運用ということだったようです。これからドクターヘリの本格稼働がはじまります。