いつも、脳外科の先生がたとは、カンファレンスなどでお世話になっていますが、このたび 脳外科と神経内科共催の研究会が開催されることになりました。「まるめろ脳神経疾患セミナー」です。第1回は、特別講演が2題。産業医科大学神経内科の辻貞俊先生と、東北大学 運動機能再建学分野の中里信和先生をおまねきして開催されます。脳外科と神経内科共通の話題ということで今回は、てんかんがテーマのお話になる予定です。
第1回 まるめろ脳神経疾患セミナー
日時:平成22年9月25日 16時~
場所:青森国際ホテル
特別講演1:てんかん治療ガイドライン 産業医科大学 神経内科学講座 辻貞俊先生
特別講演2:日本と東北の包括的てんかん医療を考える 東北大学 運動機能再建学分野 中里信和先生
はやくも夏休みシーズン後半、冷夏の予測は見事に外れ、青森はいまだに連日の猛暑です。その中で、当科の若者達は暑さに対抗するように神経筋電気診断セミナーや筋病理セミナーなどに参加して新しい知識やテクニックを貪欲に吸収している様子、頼もしい限りです。
小生はといえば、南半球シドニーで行われたPeripheral Nerve Societyに参加してきましたが、いま向うは北半球と正反対の寒さの季節。ホテルから歩行距離20分ほどのシドニー大学レクチャーシアターまでトコトコ歩いて通っているうちに風邪をもらってしまい、帰青してから発熱などする始末。体調回復に2週間ほどかかってしまいました。写真は広大なキャンパスにオックスブリッジを彷彿とさせる石造り校舎とモダンな研究室が隣り合うシドニー大学構内、雨上がりの虹がきれいでした。
お盆の13日夕からは9日間の休暇をもらって両親の墓に詣でたあと、14日から3日間は恐山宇曽利湖畔の大尽山と仏ヶ浦奥の岩山、縫道石山に登ろうと女房と二人で勇んで出かけたのでしたが、生憎の悪天候。雨模様の中を登り始めた途端に視界の悪化と足元の危険を感じ「即撤退!」という度胸のなさ。仕方なく仏ヶ浦で舟遊び、下風呂温泉で海峡の漁り火を望みながらウニ・アワビ、朝イカなどに舌鼓の優雅な3日間。折しも海峡の彼方に望む北海道日高では東京からのワンゲル学生が沢で流されるという痛ましい遭難事故。危うきに近寄らない中高年の悪知恵をあざ笑うかのように、帰る日から晴天に転じたのには地団駄踏みました。癒しの4日間ではありましたがちょっと残念。登攀はまたの機会に持越しです。
お休みの最終節週末は上京し、慶応生理学の岡野先生によるiPS細胞臨床応用に関する講演を拝聴しました。動物実験とはいえ脊髄損傷対麻痺の驚くべき回復やパーキンソン病などの難病治療薬開発に資する奇想天外の展開に驚嘆、神経治療学の未来が楽しみになってきました!
西嶌先生のcase reportが発表されました。
Nisijima H, Tomiyama M, Haga R, Ueno T, Miki Y, Arai A, Kimura T, Suzuki C, Nunomura JI, Kakehata S, Kawaguchi T, Baba M.
Venous Cerebral Infarction in a Patient with Peripheral Hemodyalysis Shunt and Occlusion of the Left Brachiocephalic Vein. J Stroke Cerebrovasc Dis 24, 2010.
第46回脊髄・末梢神経・筋懇話会のおしらせ
平成22年8月26日 午後6時30分~ ホテル青森 3F あすなろの間にて
一般演題のほか、オタゴ大学の額田均先生をお招きして 「虚血と末梢神経障害」 という特別講演も予定されています。
第7回筋電図・神経筋電気診断セミナーへ参加してきました。ベーシックコース、アドバンスコースと分かれており、まずは基本からということでベーシックコースを受講しました。末梢神経学に精通された著明な講師陣によるレクチャーや、神経伝導検査・針筋電図などがハンズオンで行われ、日常診療に役立つ実践的な内容を学ぶことができました。それと同時に末梢神経の達人の先生方がどのような考え方をしているのかということも少しだけのぞけたような気がします。これだけまとまってレクチャーやハンズオンを受ける機会はそうはなく、日本の末梢神経学の教育に大きく貢献していると思いました。これから、実臨床に役立てていきたいと思います。すでに幾度となく受講されている先生もいるようで、できれば、来年はアドバンスを受講してみたいものです。(上野)
当神経内科の某先生のお宅は、ねぶた見物には絶好の場所にあることから、毎年みんなでお邪魔してねぶた見物をさせていただいています。今年は、家族ぐるみの参加も多く、もりあがりました。


全国的に猛暑のようですが、ここ青森でも、大変暑い日がつづいています。神経内科の医局の空調は大変ささやかにしか効かず、(故障しているのか?) しかたないので、窓をあけると、ものすごい熱風がはいってきます。さらに午後になると、西日がさんさんと照りつけ、蒸し風呂のようです。ちょっと調べ物でもしようと医局にすわっても、まるで集中できません。地球にやさしいといえば やさしく、エコロジーの精神で皆 修行僧のように耐えしのんでいます。さて、青森の夏といえば、ねぶた祭りです。現在お祭り期間中です。お祭りは 暑いほうがもりあがるのか、連日大変な人出のようです。恒例の医局ねぶた見物も開催されこちらは後日アップする予定ですが、私は昨日、弘前のねぷた祭りにいってきました。こちらも大変な人出でした。 例年であれば、お祭りがおわれば、秋風が吹きはじめるはずです。この恐ろしい暑さともあと少しであることを祈りたいです。
青森県立中央病院神経内科のホームページを開設して約1年がたちました。ホームページの内容も少しづつリニューアルしていますので、皆様ごらんになってください。夏休みの見学もひきつづき募集しています。興味のある方はぜひどうぞ。
写真は、痙性対麻痺の治療のひとつである、ギャバロン髄注療法のおくすりの投与量を調節する機械です。四角い機械の液晶部分を、ちょいちょいとタッチして、となりの丸い部分を、患者さんのおなかのポンプにあてると、ぴぴぴと通信して、薬剤投与量を調整することができます。文明の利器といったかんじです。はじめて使ったときは、おおおーっといった感じで、感動しました。 お薬のほうも、ちょっぴり投与量を調整するだけで、痙性がはっきりと強くなったり、弱くなったりして、これまでの内服薬とは、ぜんぜん効き目が異なり、画期的です。
7月10日 青森で、青函神経疾患フォーラムが開催されました。 青森市と函館市で交互に開催されている研究会で、今年は、16回目の開催です。一般演題は5題。今年は、当科からは、船水先生が発表です。これがデビュー戦となるため、1か月ほどまえから、スライドづくりを開始。何度も修正し、予行もしっかりやって、本番をむかえました。練習のかいあり、原稿も暗記して、りっぱに発表することができました。 特別講演は、愛媛大学の野本正弘先生をおむかえして、ふるえに関する講演でした。ビデオ満載の、大変勉強になるおはなしでした。